【姫路】注文住宅業者の比較！工務店・ハウスメーカー・建築設計事務所の中から口コミでもおすすめされている業者を厳選

姫路城でも有名な兵庫県の姫路市は、近畿地方でも最大クラスの面積を誇っている都市で、人口は神戸市に並んで2番目の多さとなります。年間を通して安定的な、瀬戸内海気候に属するこの街は、夏はカンカン照りの暑さになるものの、冬に雪が降ることはまれなのが特徴的でしょう。

この姫路市は、住みやすさにも定評があり、そんな場所ならぜひ住みたい！ という方のために、ここでは姫路市でおすすめの注文住宅業者を紹介させていただきます。

姫路市に住むにあたって、地域の特性や、どんな家や注文住宅業者を選べばいいかなどもチェックすることは重要です。ここからは、注文住宅を購入するために、覚えて損はないポイントを押さえていきたいと思います。

居住するにあたって、姫路市の魅力をいくつかおすすめしていきたいと思います。

どこに住むにしても優先的な条件のひとつとなるのは、インフラが充実していることでしょう。たとえば、通勤・通学などにおいて、アクセスがいいことは外せません。

姫路市の鉄道は、JR姫路駅と、山陽鉄道の山陽姫路駅がメインとなっています。JR姫路駅は、神戸線を含む山陽本線や播但線、姫新線といった在来線や、新幹線も通っており、快速電車を利用すれば、姫路～大阪を57分で移動できるのも大きいでしょう。姫路駅は新大阪や博多、東京へのアクセスの要にもなっているので、非常に重要な駅と言えます。

また、神姫バスや、姫路港から小豆島や家島といった島々へのフェリーも出ており、山陽自動車道などの高速道路や国道も、県内外へのアクセスとして便利でしょう。

しかし姫路市は、治安について「ガラ・口が悪い」「暴走族が多い」といったような評判が、長年に渡って定着し、あまりいいイメージを持たれていません。ですが、これらの実態は昔の話で、現在では環境整備が行き届き、状況が大きく改善されています。

治安が特にいいとされているのは、姫路市でも北側の方で、賃貸物件も安く、一人暮らしにおすすめと言われていますが、意外にも家族連れの世帯は、あまり多くありません。一応、閑静な住宅街のエリアもあります。

そして、子育て環境も充実しており、未就学児童向けの子育て支援施設や児童館・児童センターをはじめ、公園や科学館、水族館に動物園などもあるため、子どもがすこやかに育てる環境としても十分でしょう。

このように、マイホームを造る環境としての姫路市には、さまざまな魅力があります。

はじめてマイホームを購入するとなると、注文住宅と分譲（建売）住宅、どちらを選ぶべきか、判断に迷ってしまうものかもしれません。ここでは、この2種類の住宅がどう違うのかについて、それぞれの特徴を解説させていただきます。

注文住宅の特徴

注文住宅は、自分たちで家の内容を自由に決めることができるタイプの住宅になります。注文住宅の魅力はなんと言っても、自分たちの要望を叶えやすいということでしょう。間取りや広さ、設備にデザインも、予算の都合がつく限りは、自分たちの思いのままになります。

また、建築現場を自分たちの目で見ることもできるので、気になることがあればすぐに確認をとることができます。設計の段階から関わることができるので、家そのものへの愛着も湧きやすいでしょう。

注意点としては、土地探しもあわせて行う必要があり、また住宅が完成するまでに時間と手間がかかります。しばしば予算オーバーとなることもあるので、担当者と話し合いながら妥協案も模索し、アドバイスももらいながら納得できるプランを導き出すこととなるでしょう。

分譲（建売）住宅の特徴

分譲住宅は、すでに建設された住宅を購入することが主で、注文住宅よりも価格が安いことや、土地とセットで販売されていることなどが大きな魅力です。そのうえ、価格が最初から明確に決まっており、契約後に費用がどれだけかかるか、不安になることがありません。

また、しっかり整備された土地に建てられている点も、安心につながるでしょう。ほかにも、大規模な分譲だと、外観を周辺の物件とマッチするようデザインされているケースも多く見られます。そのため、街並みに馴染んだ外観の物件が選べるというのも、メリットとなるでしょう。

ただし、基本的に完成した建物を購入するので、間取りや広さを変えることはできません。設備や壁紙の色の変更といったことは、最低限できることもありますが、キッチンをもっと便利にしたい、書斎がほしいといった、こだわりを叶えるのは難しいでしょう。家族が増えることも視野に入れると、暮らしがより難しくなります。

おすすめは注文住宅

以上のことを踏まえると、結論としておすすめなのは、注文住宅となるでしょう。どれだけ子どもが増えるかにもよりますが、家庭を持つとなるとそれなりの広さや部屋数、設備の充実などが求められるようになるため、仕様変更に限度のある分譲住宅は、あまり家庭向けとは言えません。また階段の段差など、肉体的な変化にも応じられるような、長い目で見た造りにおいても、注文住宅の方が叶えやすいでしょう。

注文住宅と分譲住宅は、実際比べてみると、まったく異なる特徴を持っていることが、ご理解いただけたのではないでしょうか。以上の内容を家選びの参考にして、マイホーム計画を立てましょう。

いざマイホームを依頼しようにも、注文住宅業者にはさまざまな種類があり、それぞれ得意とすることや請け負う内容は異なっています。ここでは、工務店、ハウスメーカー、建築設計士事務所といった、各注文住宅業者の違いを見ていきましょう。

工務店とは？

工務店は、種類や規模にもよりますが、基本的には住宅の設計や監理、施工（建設）といった業務を担っている業者です。ハウスメーカーよりも小規模で運営しており、全国展開するのではなく、地域密着型で住宅の建設を行っています。

ハウスメーカーは規格に沿って家を建てているので、狭い土地や変わった形状の土地には対応しきれませんが、工務店では、この問題にも対応できるでしょう。とはいえ、一定の規格化は必要となっており、工務店の得意としているデザインや工法がベースのプランになりがちです。

ハウスメーカーとは？

ハウスメーカーは、日本各地に展開する注文住宅業者で、規格化されたハイクオリティの注文住宅を販売しています。一般的に、モデルハウスを開いているケースが多いので、比較的イメージしやすい業者と言えるでしょう。

他社との競合から、自社ならではのアピールポイントに特化した、複数の基本プランをベースに、間取りやデザインなど、施主の要望を加えていくようなスタンスの業者が多いでしょう。ハウスメーカーで販売する住宅は、規格化することで生産コストを抑えており、さらに工期を短縮して、より安く高品質の住宅が提供できる体制となっています。

ただし、独自の工法や社内基準があるため、設計においては、あまり自由度が高くないと言えるでしょう。

建築設計士事務所とは？

建築設計士事務所は、名前からもわかるように、注文を受けた家の間取りや内観、外観など、1から設計する業者になります。設計士が施主の要望を聞き入れて、敷地の形状や周辺環境に適した、オリジナルデザインの住宅を提案しており、デザイン性はこの3社の中で、もっとも優れていると言えるでしょう。

さらに、難易度の高い地形の土地にも柔軟に対応しており、図面通りの工事においてもキッチリ監理しているので、建った後のギャップを感じることも少ないです。また、さまざまな業界の知識の豊富さから、選択枠も豊富になっているので、

しかし、設計事務所は量産を目的としていないことから、自社工場を持たないことが一般的で、工期が長くなりがちなのは注意すべきでしょう。

なお、設計事務所は予算調整を細かく行いながら、家づくりを行うことができます。それにあたって、まず施主の予算と、提案する住宅の想定予算を、共有するところからスタートします。ゼロから設計する完全自由設計であれば、過去に手がけた物件の、坪単価や経験値などが指標となるでしょう。

おすすめは建築設計士事務所

建築設計士事務所は、ハウスメーカーや工務店で納得のいくデザインがない場合に、おすすめの選択肢と言えます。工期はかかるものの、施主の希望に合わせた資材を1から用意でき、また、どんな設備も使用可能になりやすく、オーダーメイドに長けたマイホームづくりが実現できるため、徹底的にこだわり尽くせるでしょう。

工務店、ハウスメーカー、そして建築設計士事務所が、どのように家づくりを行っているか、ご理解いただけたのではないでしょうか。どれを選ぶにしても、まずは見積もり相談を複数の業者に出してもらうようにしましょう。

家づくりの計画に手をつけようにも、考えることがあまりに多すぎたり、家族間で意見が対立したりと、思うように計画が進まず、難航してしまうケースも多いことでしょう。しかし最低限、次の3つのポイントにこだわりさえすれば、大きな失敗は避けやすくなります。

間取り

間取りは、プロの意見だからと安心してしまい、結果、もっとじっくり考えておけばよかったという声は、跡を絶ちません。家具を実際置いてみたところ、想定していない窮屈さを覚えたり、部屋数も少ない、または多い方がよかったという意見も特に多くありました。また、洗濯物から物干し場への行き来が大変だったりと、生活動線を視野に入れず、無駄な動きが多い家となってしまうケースも、とても多いので気をつけましょう。

間取りは、持ち込む家具の大きさや家族構成の変化、家族の一日の動きなども考慮し、担当者に要望を伝えましょう。

デザイン

デザインは、たとえばデザイン性を重視した素材を使用したら、思いのほかモロい材質だったり、サンプルと実物で見た目が違っていたりといったトラブルも起こっています。色やデザインが色々あるように、素材も多種多様なので、機能も重視してください。

また壁紙は特に、部屋の大部分を占める素材で、サンプルやカタログを通したときよりも、実際は明るく見えがちであることも、把握しておくようにしましょう。

住宅性能

住宅性能に起こりがちな失敗ケースが、収納のキャパシティを誤る問題です。靴箱のサイズが小さすぎて、玄関は靴が散らかってしまったり、クローゼットも服が入りきらないといった事態になりがちです。この事態を想定し、部屋ごとに何を使うかをシュミレーションし、その部屋に最適な規模の収納スペースを設けるようにしましょう。

コンセントの数や配置も、よく検討してください。たとえば、コンセントが足りず、延長コードがないと家電が使えなかったり、家具を置く場所にコンセントを配してしまうといったケースは少なくありません。

また、暑さ・寒さ対策もしっかり行いましょう。失敗例として、採光用の窓を設置したら、陽射しの向きを失敗し、夏場は猛烈な暑さに見舞われてしまい、エアコンが効きにくいといったことも起こっています。

日本の住宅は建築基準法によって、一定の強度は持っていますが、地震に耐えるための耐震性や、雨風から家を守るための耐久性も重視しましょう。

ほかにも、お子さんがいたり、ペットを飼われている家庭で多く見られる問題が、防音を重視すべきだったということです。騒音はご近所トラブルのよくあるケースですが、見落としがちなことが多いのが現状です。また、お隣の駐車場から車のエンジン音が響くといったトラブルもあるので、この場合は特に、寝室の配置が重要でしょう。

家づくりにおいて、以上のポイントを意識して取り入れると、致命的な失敗は回避しやすくなります。置くものや自分たちのライフスタイルと照らし合わせることで、誰もがうなる理想のマイホームの完成につながるのではないでしょうか？

注文住宅業者を選ぶ際、どこがいいのか、どこに問題点があるのか、素人目では判断がつきません。むやみに何から何まで比較してもキリがないので、選び方のポイントで特に重要なものを、以下、厳選しました。

住宅性能

住宅性能でおすすめなのは、「省エネ住宅」でしょう。省エネ住宅のわかりやすい一例として、暑さ・寒さに強い、「高断熱高気密住宅」が該当するでしょう。高断熱高気密住宅は、外の暑い・寒いといった気温に左右されにくく、エアコンも効率よく効き、一年を通して安定的な室温を保ちます。このような家は、冬のヒートショック現象を防ぐことにもつながるので、健康にもいいでしょう。

しかし断熱材は、土地の気候次第では、費用をかけすぎても無駄なこともあります。姫路市の場合は、夏の猛暑が厳しいので、しっかり対策をとるべきでしょう。

デザイン性

デザイン性については、各注文住宅業者が、どのようなデザインに長けているのか、その傾向を見ていくといいでしょう。その得意なデザインと、自分の好みが合っていれば、より設計・建築がスムーズに進行します。なお、外観のデザインは、後からの変更が難しいので、特に注意しましょう。インテリアやエクステリアは、変更可能なものも多いです。

なお、注文住宅業者側は、総合カタログ・商品カタログ・技術カタログといった各種カタログを用意しているので、デザイン性は、このようなカタログを参考にするといいでしょう。

費用

家づくりには、当然ながら予算というものがあるので、建築費用が予算内に収まるように提案してくれる注文住宅業者を、見つけるようにしましょう。費用を抑えるといっても、現実的に難しいこともあります。ですが、費用だけ見て、住宅の品質と値段が釣り合っていない家を建ててしまっては、本末転倒でしょう。

家づくりで、費用を投資してもこだわりたい部分と、そうでない部分を洗い出すことで、建築費用を比較検討するのは、家づくりにおいて欠かせない通過点です。このときに、費用の内訳の詳細もチェックして、費用の根拠を明確にしたり、オプションがどう扱われるのかも把握しましょう。

サービス対応

サービス対応では、まず担当者の知識力を確かめておきましょう。疑問に対して、的確でスピーディーに答えられたり、答えられない質問があっても、すぐに連絡をとれるような担当者は、サービス力があり、信用できるでしょう。

また、建築士やインテリアコーディネーターといった有資格者は、こちらの質問に答えられるだけの知識が十分にあります。有資格者であれば名刺や名札に明記されているので、そこからチェックしましょう。

また、優れた提案力を持っているかどうかも、担当者のスキルをチェックする上で重要です。たとえば、こちらの希望条件が叶うかどうかを判断できて、さらにその理由も納得できるように説明してくれる担当者は心強いでしょう。そして、納得できるまで、親身に相談に乗ってくれる粘り強さも必要です。

もし担当者に納得がいかなければ、変えることも検討してみてください。

アフターサービス

家は完成して終わり、ではありません。暮らしていく中で、さまざまな不具合が起こることも考えられるため、アフターサービスが充実していることは、とても重要でしょう。

ちなみに、アフターメンテナンス部門がある注文住宅業者では、家の完成を機に、これまでの担当者から、メンテナンス専門の担当者に変わることとなります。慣れ親しんだ人とは別の人が対応するため、不安に思うかもしれませんが、専門性が欠かせない分野なので、これはむしろ安心していい変更点でしょう。

また、アフター保証制度にも注目です。現代では法整備もあり、アフター保証が充実している注文住宅業者も珍しくありませんが、多くの場合は、法令以上のサービス内容を盛り込んでいます。各業者の保証内容を比較・検討するのも、選び方のひとつのポイントでしょう。

ここまでのアドバイスで、注文住宅業者を選ぶ際の手がかりにはなりましたでしょうか？ ある程度わかってくると、「デザインはこっちだけど、サービスはあっち、性能はそっち」といった悩みも、きっと起こるでしょう。それでも最初の、「何もかもがわからない」という状況より、ずっと進展しているのは確かです。

姫路市の理想の土地で、あこがれのマイホームを建てるために、優良な注文住宅業者を選ぶための、見通しを立てることはできましたか？

失敗できない買い物である反面、決めることの多さから途中、担当者の人にすべておまかせしたくなってしまうこともあるでしょう。しかし、本当に必要なものを厳選して取り入れたマイホームは、愛情もひとしおのはずです。これからお世話になる姫路市で、住みよい家に住むことは、そこでの暮らしに豊かな気持ちを持てますし、郷土愛も生まれるでしょう。